現代労働法論
¥ 5,280 税込
- 商品コード
- 1748163
関連カテゴリ
実店舗在庫
読込中...
社会権の法的性格や企業法・争議権・法解釈方法論等の基本的なテ-マの検討を行う。労働法についての強い期待と確信を記す。
[目次]
第1編 総論
第1章 連帯の法
第2章 法解釈方法論――法曹の立場から
第3章 社会権を解析する
第4章 企業法論――人権をまとう企業に
第5章 現代における法・判例の形成と労働法学の課題
第2編 各論
第1章 「労働者」概念の再考――労働者と法の適用関係
第2章 労働条件対等決定の法的効果について
第3章 就業規則変更と合理性の基準化
第4章 最高裁、大阪医科薬科大学事件・メトロコマース事件・判決批判と賃金請求権の構成――パート有期法8条、9条違反と賃金請求権
第5章 争議行為と争議権の新たな法理の展開
第6章 公務員の争議権と立法権の人権尊重義務、そして財政民主主義の検討
第7章 労働・民事裁判の改革のために――法曹一元と労働参審制の実現
第8章 日本社会と労働者の「権利のための闘争」――法の正義の実現
第3編 判例、命令批評
第1章 有期契約労働者の賞与等不支給と労働契約法20条適用
第2章 守口非常勤職員雇止め事件について
第3章 解雇した組合員3名を『自宅待機命令および解雇をなかったものとして取扱い、現実に就労させなければならない』としたエミレーツ事件中労委命令の意義と権利運動
第4編 評論
Ⅰ 大学に科学者の新たなコミュニティの形成を
Ⅱ 大阪市による公務員の団結権への侵害と反撃
Ⅲ 労働組合運動再生のために――社会的規制力をもつ運動の構築
Ⅳ 権利運動論の性格と課題
Ⅴ 若き法曹に――法曹の羅針盤はなにか
第5編 座談会
労組法上の労働者性――最高裁三判決とこれからの課題