親告罪の現代的意義
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近年、日本法において性犯罪、ストーカー行為罪、著作権侵害罪、営業秘密侵害罪が相次いで非親告罪化された。もっとも、この非親告罪化の潮流は学理において注目を集めることはなく、多くの問題を有しながらも、検証がなされないままであった。本書では親告罪の積極的意義及び非親告罪化の批判的検討を行う。
[目次]
はしがき
序章 はじめに
第1章 日本法における非親告罪化の潮流とその問題点
第2章 ドイツ語圏における中間的親告罪制度
第3章 ドイツ語圏における親告罪の根拠論の展開
第4章 ヨーロッパ刑法を中心とする国際法における職権犯罪化の議論
第5章 ドイツ語圏における各犯罪類型の職権犯罪化の議論
第6章 日本法に対する示唆罪化の検証
参考文献一覧