封鎖法の現代的意義
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本書は、17世紀以降今日に至る国家実行、判例及び学説を網羅的に分析して長距離封鎖の合法性を評価するとともに、20世紀以降に生起した状況が及ぼした影響の観点から封鎖法を捉え直し、その現代的意義を明らかにし、過去及び今後設定される海上封鎖に統一的な評価基準を提供しようと試みたものである。
[目次]
序章 ―問題の所在―
第1 部 海上封鎖の実効性の理論分析
第1 章 海上封鎖の概念
第2 章 海上封鎖の中心的要件たる実効性
第2 部 黎明期からロンドン宣言に至るまでの海上封鎖の実効性
第3 章 黎明期から第2 次武装中立に至る国家実行の蓄積と海上封鎖の大原則の萌芽
第4 章 パリ宣言における実効性の原則の明文化
第5 章 ロンドン宣言における封鎖法の完成
第3 部 海上封鎖の地理的限定の現代的様相
第6 章 両次世界大戦における長距離封鎖が封鎖法に及ぼした影響
第7 章 海上封鎖をめぐる第2 次世界大戦後の新展開