出版権をめぐる攻防
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著作隣接権の要求から、設定出版権の電子出版への拡大へ
〈電子書籍〉に対応する出版権の整備を内容とする「著作権法改正」(2014年)は、出版社・著作権団体・学者・文化庁等による錯綜した攻防を展開した。当時の資料・論文・メモを基にした貴重な記録。
[目次]
序 章 グーグルブック検索和解の教訓
第1章 グーグル問題と脆弱な著作権法上の出版者の権利
第2章 出版者の権利と三省デジタル懇談会
第3章 「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」での議論
第4章 書協提出の「出版者への権利付与」をめぐる論争
第5章 「出版者への権利付与」が見送りに
第6章 中川勉強会の発足と勉強会骨子案の問題点
第7章 方針転換への模索
第8章 漂流する議論と出版界の方針転換
第9章 中山提言と文化審議会著作権分科会出版関連小委の発足
第10章 出版関連小委の「中間まとめ」
第11章 紙の再許諾をめぐる攻防
第12章 文化審議会著作権分科会出版関連小委員会報告書
第13章 著作権法改正法案をめぐる攻防
第14章 著作権法改正案の国会審議
第15章 衆参議院での参考人質疑
第16章 改正著作権法の成立
第17章 改正著作権法施行までに出版社がすべきこと
第18章 改正法に対応した出版契約書の作成
第19章 改正著作権法の再許諾の意義
第20章 出版社はどう生き残るのか
参考文献
あとがき
【巻末資料】