アジアを生きる
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【おもな内容】
新たな戦争と、覇権国家の台頭を前に、「アジア的な野蛮」に対する警戒心が強まっている。
だが、文明vs野蛮という図式を相変わらず持ち出しても、未来は暗いままだ。
単なる「アジア回帰」でも「アジア主義」の復権でもない突破口は、果たしてどこにあるのか?
朝鮮戦争勃発の年に生まれ、「内なるアジア」と格闘し続けてきた思想家が、自らの学問と実人生の土台を根本から見つめ直した一冊。
この世界に生きるすべての者が、真の普遍性と共存に至る道は、「アジア的なもの」を潜り抜けることしかない。
[目次]
はじめに
第一章 近くて遠いアジア
第二章 西欧とアジアの二分法を超えて
第三章 地域主義と「東北アジア共同の家」
第四章 個別的「普遍主義」の可能性──西欧とアジアの「認識論的・存在論的分断」を超えて
おわりに