バスドライバーのろのろ日記
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どんな職業でもそうだろうが、仕事が充実して幸せだった時期も、そうではなかった時期もある。悔しくて眠れないほど嫌な体験もしたし、この仕事に就いてよかったと心から思える出来事もあった。
路線バス運転士として働いて見えてきたのは、それまで乗客として眺めていたのとはずいぶんと違った光景だった。
――本作に描くのは、すべて噓偽りなく、私が実際に体験した事実である。
[目次]
まえがき――「なんでわざわざ運転手に?」
第1章 バスドライバー、その哀しき日常
某月某日 クラクション:変なやつにからまれて…
某月某日 敬老パス:車内は年寄りだらけ
某月某日 単調な毎日:バスドライバーの日常
第2章 愉快でアヤシイ乗客たち
某月某日 有効期限切れ:乗車証をめぐる攻防
某月某日 バスオタクが好きな席:カシャ、カシャ、カシャ!
某月某日 朱に交われば赤くなる:問題ドライバー
第3章 バスドライバーだって人間だもの
某月某日 新所長、着任:「やる気あんのか!」
某月某日 バカップル:別れのロケ地
某月某日 バスを止めるな:おかしな人の、おかしな質問
第4章 さらば、愛しのバスドライバー
某月某日 新天地にて:気弱な彼の脂汗
某月某日 歌謡コンサート:桜のトンネルで
某月某日 マスク着用のお願い:コロナ対策悲喜こもごも
あとがき――偉くもなく、華々しくもない人生

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