不正を見抜く監査力
¥ 3,850 税込
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≪いまや監査人のレベルアップは必須≫
KAMが導入され、内部統制報告・監査制度の見直しも進む。監査事務により高度なレベルが求められるなか、個々の監査人にもしっかりとした職業的懐疑心とスキルが必要となる。そのためには座学も大事だが、豊富な、質の高い実務経験は不可欠だ。しかしそうした経験は簡単に得られるものではなく、そもそも粉飾決算に遭遇するなどきわめて稀であり、かつ、誰も望んではいない。
≪リアリティのあるケーススタディで磨く実践力≫
そこで有効になるのがケーススタディである。現実を踏まえ、よく吟味されたものであれば、身をもって経験するに等しい状況が生まれる。
本書は、経験豊富で多数の関連著作のある著者が、実践力を磨けるよう、誰もが遭遇しうる象徴的ケースを架空ストーリーに仕立て解説するもの。本書の特徴は大きく4つ。
①監査人が悩み、誤りを犯しそうな臨場感に溢れる。
②様々な角度から考えられる深みのある課題を抽出。
③結論が見えているものではなく、分析、推理しながら考えることでより実践的な理解が深まる。
④最適解を求めるのではなく、局面ごとにより確実な道を探ることで、監査人としての判断力が磨ける。
著者の英知をすべて盛り込んだ、関係者に必携の一冊である。