世の中を知る、考える、変えていく
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「環境」「貧困」「テクノロジー」「ジェンダー」を軸に,経済学・政治学・法学・社会学のそれぞれの特色,着眼点,アプローチの仕方,問題意識を伝える。文系学部への進学を考える高校生,現代社会の課題と向き合うヒントを得たい読者に。
[目次]
PartⅠ イントロダクション
経済学:効率性とインセンティブの観点から世の中を考える(近藤絢子)
政治学:人を動かす力から世の中を考える(砂原庸介)
法学:ルールの観点から世の中を考える(飯田 高)
社会学:現実を把握することから世の中を考える(丸山里美)
〔コラム〕社会科学のなかの因果推論/裁判制度
PartⅡ 環 境
環境問題と法はどのようにかかわっているか?(島村 健)
排出権取引で温暖化は食い止められるのか?(猪野弘明)
国際環境協調をどのように促すか?(宇治梓紗)
環境をめぐる人々の取り組みは世の中をいかに変えるのか?(青木聡子)
PartⅢ 貧 困
現代社会における貧困とは?(知念 渉)
貧困問題に法学はどのように取り組むか?(笠木映里)
貧困を解決するための政策の効果と副作用とは?(森 悠子)
貧困とどう向き合い,考えていくか?(木山幸輔)
PartⅣ テクノロジー
なぜ人々は民主主義よりもAIを選ぶのか?(羅 芝賢)
「データの私」と「生身の私」,どちらが私?どちらも私?(高野麻子)
人工知能(AI)とデータの時代の法律学とは?(小塚荘一郎)
AIによって未来の仕事はどうなるか?(渡辺安虎)
〔コラム〕機械学習と社会科学
PartⅤ ジェンダー
なぜ女性は男性より賃金が低いのか?(原ひろみ)
女性議員が増えれば政治は変わるのか?(松林哲也)
社会のあり方は性別にどう関係するのか?(森山至貴)
性別による区別・格差に法学はどう向き合うか?(石綿はる美)
(出版社情報)