冤罪学

冤罪学

¥ 4,950 税込

商品コード
1766435
著者
-
出版社
-
ISBN
-
発行日
2023/10/01

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これまでに明らかになった冤罪の原因、司法の構造的分析とその解決、救済を丹念に解析した『冤罪』構造を知るために必読の書。

[目次]
序章 冤罪を学び、冤罪に学ぶ

第1章 冤罪という事象
 第1 冤罪の定義
 第2 誤判の定義
 第3 冤罪の恐怖
 第4 なぜ真犯人の不処罰より冤罪を防ぐべきなのか
 第5 刑事裁判における冤罪の位置づけ
 第6 冤罪の件数
 第7 冤罪の類型
 第8 冤罪の研究

第2章 冤罪の原因論
 第1 捜査機関による冤罪創出のメカニズム
 第2 弁護活動の不奏功のメカニズム
 第3 裁判所の誤判のメカニズム
 第4 冤罪の構図
 第5 四大冤罪証拠
 第6 虚偽自白
 第7 共犯者の虚偽供述
 第8 目撃供述の誤り
 第9 科学的証拠の誤り
 第10 その他の裁判における誤導証拠
 第11 社会構造による冤罪の再生産
 第12 冤罪の構造

第3章 冤罪の予防論
 第1 冤罪の第二の犠牲者──診断エラー学を題材として
 第2 冤罪予防に関する基本的な考え方
 第3 リスクマネジメント・クライシスマネジメントによる冤罪予防
 第4 組織的・総合的な冤罪予防
 第5 個人的・個別的な冤罪予防
 第6 虚偽自白に関する冤罪予防策
 第7 共犯者の虚偽供述に関する冤罪予防策
 第8 目撃供述の誤りに関する冤罪予防策
 第9 科学的証拠の誤りに関する冤罪予防策
 第10 小括

第4章 冤罪の救済論
 第1 冤罪の救済とは何か
 第2 被告人と弁護人による無罪立証
 第3 検察官による不起訴処分・無罪論告・公訴取消
 第4 裁判所による無罪判決
 第5 再審
 第6 冤罪救済支援機関
 第7 刑事補償・費用補償
 第8 国家賠償請求訴訟
 第9 その他の救済手段
 第10 残された救済に関する課題

終章 冤罪を防ぐということ
(出版社情報)