個人化する社会と閉塞する法
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個人と社会の関係を深く掘り下げてきた著者渾身の論文集。現代社会と法の有り様を浮かび上がらせ、法社会学の普遍的テーマに迫る。
[目次]
序 章 始まる前に終わる
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第Ⅰ部 解体する社会
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第1章 近隣騒音紛争の処理過程
第2章 マンションにおける生活と管理
第3章 生き甲斐としてのコミュニティ ――1990年代のひとつの回顧
第4章 マルチチュードの(不)可能性 ――ネグリ=ハート『〈帝国〉』について
第5章 「ネットワーク社会」における「都市コモンズ」について
第6章 複合的分断と法
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第Ⅱ部 閉塞する法/道具化する法
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第7章 グローバル化と司法制度改革の法道具主義的展開 ――2005年の小括
第8章 法のクレオールを阻むもの
第9章 トートロジーとしての法(学)? ――法のインテグリティと多元分散型統御
第10章 トイブナーの社会理論と法律学
第11章 自然の摂理と法的正義――法学の生物科学化をめぐって
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第Ⅲ部 法を選ぶ/法に関わる
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第12章 都市の公共性と法主体
第13章 紛争行動と法の主題化
第14章 司法への市民参加と文化ギャップ ――ベルギーと台湾の調査からの問い
第15章 紛争行動/法使用行動と法文化について
第16章 相互監視と分散的制裁
(出版社情報)