生活保護制度の政策決定
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2000年以降の生活保護制度激動の20年を、国・自治体の関係や省庁間の折衝、審議会や司法判断を分析し、政策決定を方向付けてきた要因を明らかにする意欲作。
第Ⅰ部 「費用分担」は国と地方のパワーバランスをどう変えてきたのか
序 章 生活保護の2000年代とは
第1章 生活保護における権限と費用の分担
第2章 国からの生活保護費予算は何を制御していたのか
第3章 費用分担は国と地方の関係をどう変えたのか
第4章 生活保護基準決定に関する財務省と厚生労働省の攻防
第Ⅱ部 費用分担は、どのように「ワークフェア」政策を促進したのか
第5章 生活保護分野における「ワークフェア」概念の出現と発展
第6章 生活保護政策における「ワークフェア」概念の出現と発展
第7章 民主党政権下における生活保護政策
第8章 第二次安倍政権成立以後の生活保護政策
第9章 生活困窮者の社会的包摂が就労支援と生活保護利用抑制に収斂した過程、およびその後
第Ⅲ部 生活保護の政策決定を方向づけるもの
第10章 生活保護における政策決定モデルの検討
終 章 セーフティネットのある日本を実現することは可能なのか
附 章 厚生労働省「生活扶助相当CPI」に関する批判的言説、計算方式、および使用された数値の検討
(出版社情報)