現代アメリカ経済論
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現代のアメリカにおいて、経済権力が制度、政治、政策に及ぼす力について、理論的かつ実証的に明らかにする。
第1部 現代アメリカ経済における新たな独占
第1章 ビッグ・テックーーハイテク製造業からプラットフォーマーへ
第2章 金融ーー2008年金融危機後における巨大資産運用会社の台頭
第3章 農業・食品加工業ーー家禽部門と豚部門における垂直的統合を中心に
第4章 軍需産業ーー軍産複合体の特質と存続要因について
第5章 小売業ーーチェーン・ストアからウォルマートまで
第2部 独占のグローバル・リーチの新展開
第6章 国際分業の編成とグローバル・バリューチェーン
第7章 ドル体制と金融覇権
第8章 産業界が生んだ「非正規移民」
第9章 高度人材の育成とグローバル頭脳獲得競争
第3部 独占と経済・規制政策論
第10章 コロナ危機下のインフレーション論争ーー経済力集中の重要性
第11章 少額ローンと金融包摂ーー消費者金融法タスクフォース報告書に見る永続的課題
第12章 アマゾンと反トラスト政策ーー反トラスト政策の歴史的な歩みと現在地(初校にて検討。例:アマゾンと競争減退懸念ーー反トラスト政策の歴史的な歩みと現在地)
第13章 巨大プラットフォーマーと市民社会ーー社会問題化の現在と将来
(出版社情報)