新版 戸籍と国籍の近現代史
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戸籍はいかにして誕生し、国籍とどのように結びついて「日本人」を支配し操作してきたのか。選択的夫婦別姓、同性婚、重国籍、マイナンバー等をめぐる近年の議論も踏まえつつ、法が日本社会に何をもたらし、その存在意義がどこにあるのかを改めて問う重要作。
[目次]
はじめに
第1章 戸籍とは何か――「日本人」の身分証明
第2章 国籍という「国民」の資格――日本国籍と戸籍の密接性
第3章 近代日本と戸籍――「日本人」を律する家
第4章 植民地と「日本人」――戸籍がつかさどる「民族」「国籍」「血統」
第5章 戦後「日本人」の再編――「帝国」解体と「帝国臣民」の戸籍と国籍
第6章 戸籍と現実のねじれ――開かれた制度となるには
おわりに――「民族」「血統」「国籍」というフィクション
(出版社情報)