障害者家族の老いを生きる支える
¥ 2,420 税込
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高齢化が大きな課題となる中で、障害当事者と家族のおかれた現実について、日本ではじめての障害者「共同作業所」を設立したゆたか福祉会が、作業所やグループホーム、生活施設などさまざまな事業を利用している600名近い利用者の本格的な実態調査を、研究者、田中智子(佛教大学)、藤原里佐(北星学園大学短期大学部)両氏の全面的な協力を得て行った。
そこから何がみえるのか、何が求められているのかを分析、考察し、高齢化に直面した現場での支援に取り組む職員の実践などをまとめた。
[目次]
introduction ゆたか福祉会の歴史と家族の高齢期課題
Part 1 障害者家族の高齢化に伴う生活問題の諸相
Part 2 障害者家族の老い(障害者本人・家族・職員それぞれの経験) ──全数調査からの考察
Part 3 障害者家族の生活歴と支援経過に学ぶ ──高齢期を迎えての暮らしの変化に着目して
CASE 1 施設入所までの経過とその後の支援をめぐって
CASE 2 母亡き後の父子生活 ─在宅の継続と限界
CASE 3 ライフサイクルの進行と親亡き後のきょうだいによるケア
CASE 4 高齢期家庭の在宅継続 ─地域で暮らすことの重み
Part 4 次世代の職員が語る家族支援『座談会』
Part 5 過渡期にある障害者家族の姿 ──老いる権利と看取る権利の確立を目指して