〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす

〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす

¥ 2,420 税込

商品コード
1785883
著者
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出版社
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ISBN
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発行日
2023/09/10

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正義は暴走しないし、人それぞれでもない──。

アメリカ大統領選挙から、日本の「道徳」の授業まで、現代において「正義」や「公正」といった「正しいことば」はどのように使われているかを検討。

ジョン・ロールズ、リチャード・ローティ、アイザイア・バーリン、ジュディス・シュクラー、アイリス・マリオン・ヤング、スタンリー・カヴェルなどの議論を参照しながら、「正しいことば」の使いこなし方をプラグマティズム言語哲学から探る。

「正しさ」とはなにかを考えるうえで、わたしたち自身の〝ことばづかい〞を通して「正しいことば」をとらえなおす画期的論考。

第I部◎「正義」というテクニック
 1章○「正義」の模範運転とジョン・ロールズ
 2章○「正義」の前提としての「公正」
 3章○道徳教育と「正しいことば」の危険運転
 4章○「道徳としての正義」とトランプ現象

第II部◎「正しいことば」のよりどころ
 5章○「会話」を止めるとはどういうことか
 6章○「関心」をもつのはいいことか
 7章○「自由」を大切に使う
 8章○わたしたちの「残酷さ」と政治

第III部◎「公正(フェアネス)」を乗りこなす
 9章○理論的なだけでは「公正」たりえない
 10章○「公」と「私」をつらぬく正義
 11章○「公正」というシステムの責任者
 12章○正義をめぐって会話する「われわれ」
(出版社情報)