フリーランスの働き方と法
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フリーランスとして働く人は年々増加していますが、労働関係法制の適用がなく、報酬や待遇、業務災害に対する保護が与えられていないことが問題となっています。そこで、今年4月にフリーランスの保護を目的とした新法が成立しました。本書は、フリーランスの実態と特徴を踏まえて問題点を整理し、新法を含むフリーランスに係る関係法令の適用について解説します。また、個別の課題に関する法政策のあり方について検討します。
[目次]
第1部 フリーランスをめぐる法政策の現状
第1章 フリーランス 働き方の特徴と課題
第2章 フリーランス新法の目的と内容
第2部 フリーランス保護の個別的課題
第1章 フリーランスの法的地位について~労働基準監督行政における課題と対応を中心に~
第2章 フリーランスの契約と民法ルール
第3章 フリーランスと経済法(独禁法・下請法・フリーランス新法)
第4章 フリーランスの報酬の支払確保と最低報酬規制
第5章 フリーランスの安全衛生政策
第6章 労災保険特別加入・医療保険
第7章 フリーランスに対するハラスメント防止とワーク・ライフ・バランスの実現に向けて
第8章 プラットフォームとフリーランス保護
第9章 フリーランスの仕事の喪失時における所得保障制度の構築に向けた課題
第3部 フリーランスの実態と課題
第1章 フリーランス・トラブル110番の活動から
第2章 文化芸術分野におけるフリーランスの実態と課題
第4部 まとめ フリーランス保護の未来
第1章 各章の概要と相互関係
第2章 フリーランス保護の未来
第5部 資 料
(出版社情報)