民主司法の救済形式
¥ 7,150 税込
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「憲法価値の手続実現」をめざして!民事訴訟法および民事訴訟過程は、現代日本における「憲法価値」を具体的に実現する救済形式となり得るのか。これまで明確に意識されてこなかった「憲法と民事訴訟法」の連携による新しい司法救済の道を探るため、司法権、信義・公正、手続的正義、民事訴訟のICT化といった視点から、多角的にアプローチ。民主司法の未来像を描く注目の書。
[目次]
序 章 21世紀の「民主司法の救済形式」に寄せて
第1編 司法権と救済形式
第1章 「法律上の争訟」と法的救済――宗教団体の内部紛争における法的救済形成論
第2章 公法紛争と法的救済――公共施設に対する民事差止訴訟の活用可能性論
第2編 信義・公正と救済形式
第3章 信義則による法的救済――「民事訴訟と信義則」論の新展開
第4章 公正確保と法的救済――「補助参加人の忌避申立権」に焦点を当てて
第5章 「訴訟内非訟手続」と法的救済――公正な「訴訟内非訟手続」の形成のために
第3編 手続的正義と救済形式
第6章 争点整理と法的救済――争点整理の充実・迅速化と現代的課題
第7章 「手続的正義」の含意と法的救済――民事裁判における「手続的正義」考
第8章 「手続的正義」規範と法的救済――民事裁判における「手続的正義」規範の援用判例
第9章 「手続的正義」規範による救済可能性――民事裁判における「手続的正義」関連判例
第4編 「民事訴訟のICT化」の救済形式
第10章 「正義へのユビキタス・アクセス」の救済形式――「民事訴訟のICT化」の基礎的課題
第11章 民事訴訟の救済形式と情報公開――「民事裁判のICT化」と知る権利:訴訟記録の閲覧等について
終 章 21世紀における「民主司法の救済形式」の展開のために
【事項索引】
(出版社情報)