新領域安全保障
¥ 2,750 税込
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世界で相次ぐ戦争の中で、熾烈なサイバー攻撃や、作戦遂行に欠かせぬ宇宙の人工衛星、戦場を飛び交う無人機やドローンといった「新しい戦争の形」が浮き彫りになりつつある。
台湾有事の危機が高まる中、それは将来の日本が直面する戦場の現実である。
しかし、現在の国内法・国際法の議論は、そうした戦場の急速な変化に追いつけていない。
自衛隊幹部OB、法学者、弁護士などからなる「新領域研究会」(座長・佐藤謙元防衛事務次官)は、そうした論点について2年に及ぶ議論を交わし、各メンバーがサイバー・宇宙・無人兵器をめぐる様々な法的課題を分析。日本の安全保障の鍵を握る「新領域安全保障」の姿を探った。
[目次]
発刊にあたって(佐藤謙)
第一章 領域横断のあたらしい戦争の形(研究会事務局、大澤淳、長島純)
第二章 国際法の適用枠組みと国内法(真山全、橋本豪)
第三章 サイバー領域の安全保障様相と法的課題(研究会事務局、住田和明、大澤淳、松浦一夫、河野桂子)
第四章 宇宙・電磁波領域の安全保障様相と法的課題(長島純、研究会事務局)
第五章 無人兵器の安全保障様相と法的課題(研究会事務局、渡邊剛次郎、岩本誠吾)
おわりに――新領域の安全保障体制のあり方と法的課題(提言)(研究会事務局)
(出版社情報)