企業法制の将来展望 2024年度版
¥ 3,520 税込
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企業法制を巡る調査研究報告書の最新版。世界各国の紛争や自然災害等による天然資源の価格高騰・物価上昇で経済の不透明感が増す中、サステナブルファイナンス市場の法的整備は断続的に進められ、SDGsに向けた持続的行動が注視されています。本書では、金融・資本市場を取り巻く環境の変化および諸問題の最新動向をフォローし、日本の企業法制について理論と実務の両面から検討しています。これまでのシリーズと同様、最前線の学者・実務家による調査研究を実施。金融・資本市場法制の有り方を議論する上でのベースとなる1冊です。
[目次]
第1章 サステナブルファイナンスの潮流(中空麻奈)
第2章 サステナビリティ情報開示に関する動向・今後の展望(藤野大輝/鈴木利光)
第3章 スタートアップ投資の拡大に向けた資本市場制度改革(大崎貞和)
第4章 ダイレクトリスティングと証券訴訟(飯田秀総)
第5章欧州における株式上場制度の見直しに向けた近時の取組み(石川真衣)
第6章 インサイダー取引規制の構造・機能の再検討(加藤貴仁)
第7章 ビットコイン現物ETF の承認を巡る米国の議論(関雄太)
第8章 非公開情報授受規制について(松尾直彦)
第9章 人権デュー・ディリジェンスについて(根本剛史/森田多恵子)
第10章 敵対的買収に関する近時の裁判例の検討(脇田将典)
第11章 買収手法の強圧性と買収防衛策(伊藤雄司)
第12章 金融商品取引法における市場概念(神田秀樹)
(出版社情報)