実録・白鳥事件
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事件の軌跡を描いた渾身のノンフィクション!
1952年、運命が交わった2人の男、白鳥一雄と村上国治の運命の交錯
本書の主題となる「白鳥警部射殺事件」をめぐり、殺人罪の共謀共同正犯で起訴された村上国治は、最高裁で懲役二〇年の有罪が確定する。その後の再審請求審において出された「白鳥決定」が〝開かずの扉〞といわれた再審の扉を押し開き、一時的な「再審ラッシュ」の時代をもたらした。頑なだった司法に「風穴」をあけるきっかけとなった大元の白鳥事件は、〝冤罪を装った殺人事件〞にすぎなかった。
[目次]
プロローグ 再審ラッシュを生んだ白鳥決定
第一章 開拓移民の倅
第二章 警官になった文学青年
第三章 白鳥事件の発生
第四章 党派あげての無罪運動
第五章 日本共産党の関わり
第六章 冤罪死刑囚を救う「白鳥決定」
第七章 事件を確定させた人たち
(出版社情報)