著作・創作にかかわる法律
¥ 2,750 税込
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誰でもすぐにクリエイターとして活動できる時代だから
電子機器の進歩とネット環境の発展により、個人でも手軽にイラストや小説、映像などを作成し、発表することができるようになりました。
一方で、あまりにも手軽に情報が手に入ることになったことにより、情報への対価や権利への意識が希薄になりつつあります。また、ネットによる監視の目が厳しくなり、軽い気持ちや無自覚に行った権利侵害や法律違反が一瞬で特定されてしまう一面も。
とはいえ、法律をすべてしっかり理解しておぼえることは困難です。さらには法律の知識はあっても「これはOKか、NGか?」と判断に悩むことも少なくありません。
安心してクリエイションを進めていくためには、重要なカギとなる「勘どころ」をおさえることが大切です。勘どころさえしっかりおさえておけば、大きく道を踏み外したり、逆に著作権侵害を心配するあまり、本来問題のない活動まで制限させてしまうこともありません。
本書は、骨董通り法律事務所の弁護士で、著作や創作にかかわる法律の専門家である著者が、プロ、アマチュア、個人、組織にかかわらずクリエイションにかかわる方々が安心して活動できるように、知っておきたい著作権をはじめ創作に関連する商標権、意匠権、肖像権などの権利と法律について、情報を整理し、判断の助けになる「勘どころ」をおさえ、裁判例を多く紹介しながら、わかりやすくやさしく解説します。
トラブルにならないための確認事項や契約、トラブルになってしまったときの対処法、相談先など、実務に役立つ情報も収載。
[目次]
はじめに
第1章 創作活動と関わりの深い権利
第2章 創作に役立つ著作権等の基本
第3章 創作と著作物
第4章 コンテンツの種類別の考え方
第5章 よい創作のために
第6章 トラブルが起きたら