国際安全保障がわかるブックガイド
¥ 2,200 税込
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不確実な世界を読み解くために、いま何を読むべきか?
ポスト冷戦時代が終わり、大国間競争への回帰が顕著になった今日、
国際安全保障のさまざまなテーマへの関心は広がり、ますます深まっている。
本書は古典的名著からテーマ別の重要書まで123冊をとりあげ、背景・概要とその現代的位置づけを明らかにする。
第一線の専門家たちによる、国際安全保障を理解するための入り口となるブックガイド!!
[目次]
Ⅰ 古典(トゥキュディデス『戦史』、クラウゼヴィッツ『戦争論』、マハン『海上権力論集』ほか)
Ⅱ 国際政治論(モーゲンソー『国際政治』、ウォルツ『国際関係の理論』、ミアシャイマー『大国政治の悲劇』ほか)
Ⅲ 冷戦と冷戦後(ギャディス『ロング・ピース』、下斗米『アジア冷戦史』、ウォルト『同盟の起源』ほか)
Ⅳ 外交史・軍事史・思想史・国際法(カー『歴史とは何か』、マゾワー『暗黒の大陸』、クラーク『夢遊病者たち』ほか)
Ⅴ 国際問題―現状と展望(フレイヴェル『中国の領土紛争』、船橋『ザ・ペニンシュラ・クエスチョン』ほか)
Ⅵ 戦争論・戦略論・戦争研究・地政学・軍隊(『マッキンダーの地政学』、ハンチントン『軍人と国家』ほか)
Ⅶ 核兵器と核戦略(ペリー他『核のボタン』、シェリング『軍備と影響力』、ロバーツ『正しい核戦略とは何か』ほか)
Ⅷ 内戦・テロリズム・サイバー・テクノロジー(アーミテイジ『内戦の世界史』、サンガー『サイバー完全兵器』ほか)
Ⅸ 近代日本の安全保障(1868―1945)(ソーン『満州事変とは何だったのか』、近衛『最後の御前会議』ほか)
Ⅹ 現代日本の安全保障(1945 -)(吉田『回想十年』、高坂『世界地図の中で考える』、読売新聞戦後史班編『「再軍備」の軌跡』ほか)
Ⅺ テキスト 基本図書(ナイほか『国際紛争』、防大編『安全保障学入門』ほか)