北朝鮮帰国事業と国際共産主義運動
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戦後、北朝鮮に帰国した在日朝鮮人の苦境が伝えられる。彼らの帰国を促した「北朝鮮帰国事業」とは、何だったのか。
当初「北朝鮮に残留していた日本人の帰還」を求めて始められた交渉を、朝鮮戦争終結前後から始まった「平和攻勢」という国際共産主義運動が、在日朝鮮人の北朝鮮帰国事業へ巧みに転換していった、というのが、史料が物語る真相である。
[目次]
序 エピローグなき旅立ち
I 謎のテレグラム
II 敬愛するヨゼフ・スターリン・ソ連首相!
III 大村収容所事件―帰国運動の原点と理由
IV 海猿の闘い
V 国際共産主義運動の中の北朝鮮
VI 平和攻勢の中の北朝鮮帰国運動
VII 平壌会談
VIII 最初の帰国―残留日本人の日本帰国と在日コリアンの北朝鮮帰国
IX 第一九回赤十字国際会議
XI 帰国運動と政局
XII ジュネーヴ会談
XIII 祖国喪失者たち―「在日」とは何だったのか
一次史料(資料)・書籍参考文献・活動等について
あとがき