江戸時代謎の事件の真相
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江戸時代は、徳川幕府によっておよそ300年もの長きにわたり天下泰平の世がもたらされたといわれる。しかし、平和とされたその陰では、幕藩体制を揺るがす「事件」がいくつもあった。多くの改易事件やお家騒動、刃傷事件や幕府転覆計画をはじめ、幕府や諸藩の権力によって闇に葬られた事件も少なくない。見方によっては、江戸時代の幕藩体制はこうした事件をもみ消し続けたことで維持できたともいえるのだ。これらの多くは闇の事件ゆえに不可解なことが多々あるという。
本書はこうした江戸時代に起きた不可解な事件の謎解きを通して、徳川幕府はなぜ存続できたのか、江戸時代とは何だったのかを改めて見直すための一書である。
さまざまな事件の裏側に隠された謎を探り、歴史の闇に埋もれた真相に迫る。
[目次]
第1章 幕府創業期の謎の事件(慶長十(一六〇五)年 家康将軍譲渡事件/慶長十七(一六一二)年 岡本大八事件 ほか)
第2章 将軍権力確立期の謎の事件(寛永九(一六三二)年 徳川忠長改易事件/寛永九(一六三二)年 黒田騒動 ほか)
第3章 幕府衰退期の謎の事件(元禄十四(一七〇一)年 赤穂事件/正徳二(一七一二)年 荻原重秀罷免事件 ほか)
第4章 幕末動乱期の謎の事件(天保八(一八三七)年 大塩平八郎の乱/天保十(一八三九)年 蛮社の獄 ほか)
(出版社情報)