文化財の不正取引と抵触法
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◆グローバル・ガバナンスのために抵触法(国際私法)が果たすべき役割を、文化財の不正取引を素材に考察◆
盗取や不法輸出された外国文化財の返還請求訴訟等での抵触法上の障壁の妥当性を再考し、現代社会における抵触法の機能・目的論に新たな視座を与える待望の書!
[目次]
◆第I部◆ 文化財の不正流通規制
第1章 各国国内法
第1節 発掘に関する規制 一 国有財産とする法制度
第2節 譲渡に関する規制 一 私法上の譲渡規制を行う法制度
第3節 輸出に関する規制 一 輸出規制を行う法制度
第4節 小 括
第2章 国際的な枠組み
第1節 国際レベルでの枠組み 一 ユネスコ条約(1970年)
第2節 EUにおける枠組み
◆第Ⅱ部◆ 抵 触 法
第3章 各国の裁判例・立法・学説
第1節 返還請求が問題となる場合 一 返還請求一般に関する問題
第2節 返還請求以外の請求が問題となる場合
第3節 小 括
第4章 検 討
第1節 グローバル・ガバナンスのための抵触法 一 抵触法の新たな機能を巡る議論
第2節 文化財の不正取引に対する抵触法的対応 一 抵触法における文化財の位置付け
第3節 小 括