組合・会社・社会
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民法の「組合」と会社法の「会社」と別異に解する日本と異なり、フランスでは、多様な会社形態がすべて「ソシエテ」概念の下に整理されている。これは何を意味するのか。ソシエテ概念を手がかりに、「会社とは何か」を問い直す。日本のこれまでの会社観・会社法制のあり方にも反省を迫る、画期的な研究。
[目次]
序 章ーーーフランス会社法におけるソシエテ(société)概念
第1部 フランス株式会社法の形成と展開
第1章 株式会社の原点としてのソキエタス
第2章 フランスにおける株式会社の原型の発生と展開
第3章 株式会社法制の基礎の形成
第2部 フランス株式会社法における資本概念
第1章 設立時の資本確保の課題
第2章 設立後の資本確保の課題
第3章 株式会社における資本金概念の役割
第3部 フランス株式会社法におけるソシエテ契約概念の機能
第1章 会社の機能確保のためのソシエテ契約
第2章 フランス会社法におけるアソシエ概念と株式会社における活用
第3章 株式会社の規制手法としての一般規定とソシエテ契約
終 章ーーー結論と今後の課題