日本の青少年の行動と意識
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若者は日々なにを考え、どのような苦難と向きあっているのか。
本書は、世界各国の中学生にたいして、非行経験にかんする自己申告調査(自記式によるアンケート調査)を実施し、その結果をまとめた論文集である。
国際的に比較することによって、日本と諸外国との類似点や相違点を見いだすとともに、犯罪加害者・被害者の特徴やその背景を解明し、青少年の非行や犯罪被害の防止対策を考える。
[目次]
はじめに――津島昌寛
第1部 調査手法編
第1章 国際自己申告非行調査(ISRD)の歴史とその活用――上田光明
第2章 第3回国際自己申告非行調査(ISRD3)日本版の概要――相澤育郎・大塚英理子
第3章 教育現場の論理と調査地選定に係る問題――都島梨紗・森久智江
第2部 実態把握・理論検証編
第4章 自己申告非行尺度の検討――岡邊 健
第5章 社会的学習理論――竹中祐二
第6章 社会的絆理論――大江將貴
第7章 セルフコントロール理論――齋藤尭仁
第8章 状況的行動理論――齋藤尭仁
第9章 ISRD3における飲酒および薬物使用の実態――相良 翔
第10章 警察に対する信頼と法令順守――10代の若者のデータを用いた手続き的公正モデルの検 証――橋場典子・津島昌寛
第11章 Good Lives Modelと余暇活動――我藤 諭
第12章 国際自己申告非行調査の日独間比較から見えてくるもの――大谷彬矩
第13章 地域コミュニティと非行――松川杏寧
第3部 結論
第14章 国際自己申告非行調査(ISRD)日本版のまとめと展望――久保田真功・作田誠一郎
第4部 資料編
あとがき――津富 宏
索引