小選挙区制の弊害
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小選挙区制の導入から30年。自民党の長期政権を生んだ小選挙区制変える「中選挙区連記制」を具体的に示した初めての書。いま自民党が、裏金事件、派閥政治、世襲、統一協会問題で国民・有権者から厳しく批判されている。自民党、日本政治の劣化の根源には小選挙区制度がある。民意が正しく反映されずに一党支配が続き、党内では権力の集中によって議員の活発な活動を阻害する現在の選挙制度を変えることが求められている。政権交代が起き、民意を反映させやすい穏健な多党制の実現が可能な中選挙区連記制を具体的に示す。
中選挙区連記制(五人区)は何をもたらすのか。
1─かつての中選挙区単記制とは異なり、複数立候補の政党でもサービス競争を控える。
2─与党と野党に一票ずつ投じるという有権者のバランス感覚が表れる。
3─小選挙区制よりも二大政党化の自然な流れが出現する。
4─党や組織の援護を拒否する自立した有力な無所属候補の当選可能性が出てくる。
5─原発専門、温暖化専門などの国会議員も可能になるだろう。
6─世襲候補でも、劣悪な政治家は当選を重ねることが難しくなり、新陳代謝も進む。
[目次]
Ⅰ─自民党の立ち往生
Ⅱ─時代が求める優れた指導者
Ⅲ─中選挙区連記制の提唱
Ⅳ─日本政治への論跡