労働法における個人と集団

労働法における個人と集団

¥ 7,150 税込

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1844870
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出版社
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ISBN
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発行日
2024/08/15

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労働者の自己決定を起点に据えた「自律にもとづく連帯」として労働組合をとらえ直す法理論

自己決定を理念とする労働法とは何か?

労働の従属性、生存権、集団主義の三本柱から成る戦後労働法学を、労働者個人の自由を重視する方向で見直すことによって、団結権論、労働協約論、争議権論を理論的に再構成することを提案。

労働組合運動が停滞し、労働者の人間の尊厳を守る主たるツールが労働組合運動から労働者保護法の確立、そのための労働者の政権への影響力の強化、そして個人の裁判闘争等に移行していくとすれば、労働者の自己決定は一層重要な要素となる。

[目次]
労働法における個人と集団
現代労働法学の理論的課題
労働法における個人・団体・国家――自己決定理念の意義を中心として
ユニオン・ショップ協定の再検討
労働条項をめぐる憲法学と労働法学