親の精神疾患とともに生きる子どものレジリエンスを高めるために
¥ 2,640 税込
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本書の第一章は「精神疾患はきわめて一般的なよくある病気のひとつです。」という一文ではじまります。
けれど、日本の社会には、いまだに精神疾患にたいする偏見は存在し、当事者やその家族、とりわけ子どもたちは不安な気持ちを抱えていることが多いのが実情です。
不安のなかにひとりぼっちでいる子どもに手を差し伸べられるのは私たち大人です。手を差し伸べるための適切な方法を知っていることは、私たちにとっても大事なこと。ドイツでの最先端の知見がまとめられた本書は、その方法が具体的に記されており、それぞれの場での実践書としても活用できます。監修の田野中恭子先生による日本のデータも掲載。
巻末には、「おすすめ情報」として、日本で刊行されている絵本や支援機関情報も掲載しています。
[目次]
第1章 私たちが、精神疾患の親とその子どもについて知るべきこと
第2章 レジリエンス―精神疾患の親がいる子どもを強めるものはなにか?
第3章 どのように子どものレジリエンスを高めるか?親としてなにができるか?
第4章 保育園や幼稚園、学校の先生たちのための特別なアドバイス