なぜ福島の甲状腺がんは増え続けるのか?
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福島原発事故後、多発する甲状腺がん。日本政府は、「原発事故の影 響とは考えにくい」と言い続けている。第Ⅰ部では、政府が依拠する UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)の報告が、被ばくを過小評価するものであり誤りであることを、科学的に明らかにする。第II部では、福島の今なお高い被ばく線量や、避難者の健康状態のレポー ト。第III部では、放射線被ばくの強制は、基本的人権を侵すものだと論じる。
[目次]
第I部 福島原発事故による被ばくと甲状腺がん
1 福島原発事故による被ばくに関するUNSCEAR推定値と1,080名実測値および低線量被ばくについての考察
2 みんなで知ろう簡単解説「福島甲状腺がんは原発事故による被ばくが原因」(加藤聡子)
3 論文解説:福島の小児甲状腺がんとUNSCEAR甲状腺線量との間の地域線量反応と被ばく起源
4 UNSCEAR議長への手紙とその返信
5 小児甲状腺がん多発の原因は福島原発事故
第II部 福島の声、避難者の声
1 避難指示解除が進む地域の現状 マスメディアでは報道されない高放射線量が続いている
2 福島第一原子力発電所爆発事故による低線量被ばくリスクの体現
3 被ばくによる健康被害と向きあって
第III部 放射線被ばくを避けることは基本的人権である
1 ICRP Publication 146批判)
2 トリチウムを含む福島原発放射性廃液の海洋放出に反対する