事業承継・M&Aの実務と考え方
¥ 1,980 税込
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全国の中小企業の後継者不在率が高い水準で推移している。 全国的には事業承継をめぐる状況がが少し改善してきているが、一方でM&Aの仲介を目的とする業者・地銀などから中小企業の社長宛に大量のDMが届いている状況でもある。 事業承継・M&Aのニーズの高まりにより、中小企業を顧客とする士業等の専門家もそのニーズに応えていく必要がある。
本書では親族内承継をM&Aの特殊な一類型と捉え、事業承継・M&Aの基本概念を正確に捉えるように骨格を説明するとともに、事業承継・M&Aを円滑に行えるようにそのノウハウを記載する。 本書を読むことによって、従来は難解で読みにくかった他の事業承継・M&A関連の書籍も、すらすら読めるようになるはずである。それにより、多くの中小企業が、事業承継・M&Aを通じて「課題解決先進企業」となっていくことを目指す。
[目次]
●はじめに
第一章 事業承継の必要性
第二章 親族内承継と親族外承継(M&A)の類型分析
第三章 承継意思決定のフレームワーク
第四章 合意形成の留意事項
第五章 セルサイド(先代経営者または譲渡者側)の準備
第六章 バイサイド(後継者または買収者側)の準備
第七章 FAまたは仲介の役割
第八章 デューデリジェンス
第九章 バリュエーション
第十章 PMI(承継後計画)
●おわりに