EUの現在地
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◆公的政治共同体としての公共圏の構築のあり方を探る◆
揺らぐEUの現状を法的見地から考察。経済学の知見も取り入れながら、EUを題材にして、近代主権・国民国家とは異なる公的政治共同体の仕組みを考察し、日本にも大きな示唆を与える待望の書。
[目次]
第Ⅰ部 総論的検討
第1章 EUにおける多層的憲法アイデンティティ─EUの揺らぎをもたらした法的背景
第Ⅱ部 構成国の裁判所からの反抗
第2章 EUに対峙するドイツ連邦憲法裁判所の論理─特にその民主的正統性について
第3章 次は「ポレグジット(Polexit)」なのか?
─EU法の地位をめぐるポーランド憲法法廷の姿勢/マジェック・セロバニエック
第Ⅲ部 基本権からの検討
第4章 欧州連合司法裁判所と人種・民族差別
第5章 捜査機関によるDNA型情報の利用に関する日欧の比較法的考察
第6章 個人・家族・多様性社会─日欧憲法学の比較において
第Ⅳ部 経済学的視点からの検討
第7章 EU銀行同盟─EUの経済統合における位置づけ
第8章 ウクライナ・モルドヴァのEU加盟─西バルカン諸国との比較