行政法Ⅱ 行政救済法
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著者の単独執筆による、行政法の基本書第2弾。2巻構成の第2巻は行政救済法を扱う(第1巻は行政法総論を扱った)。学部・法科大学院の双方で積み上げてきた著者長年の教育・研究の成果をもとに、歴史的背景など重厚な内容も明快な文章で語りつつ、判例の用い方、検討課題とその解説など「型」にも拘る内容で、基礎から実践レベルにまで導く。第2巻は訴訟の実践など、学生のみならず法曹実務家も必読の内容。
[目次]
第13章 行政救済制度の役割
第14章 行政上の苦情処理と行政不服審査
第15章 取消訴訟の訴訟要件(1)──処分性
第16章 取消訴訟の訴訟要件(2)──原告適格
第17章 取消訴訟の訴訟要件(3)──訴えの利益の存続など
第18章 取消訴訟の審理手続と判決
第19章 取消訴訟以外の抗告訴訟および仮の救済
第20章 当事者訴訟・民衆訴訟・機関訴訟
第21章 国家補償制度の概観と損失補償
第22章 国・公共団体の不法行為責任
第23章 施設設備の設置管理責任
第24章 国家賠償法3条から6条等に関する諸問題