ウクライナ戦争犯罪裁判
¥ 3,190 税込
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◆ 繰り返される戦争犯罪に対して、われわれにできることは何か ― 戦争犯罪の処罰のあり方をわかりやすく解説 ◆
戦争犯罪は誰がどのように訴追すべきか。ウクライナ国内での刑事裁判を素材に検討する。第1部は本書の射程と前提を整理し、第2部は約50頁で戦争犯罪の基礎知識を提供する。その上で第3部が、ウクライナにおける事案・刑法・刑事手続の特徴と日本への含意を示す。更に第4部はICCとの関係やハイブリッド法廷設置に係る論点を扱う。裁判例の一覧と刑法の翻訳も収録。
[目次]
◆第1部 総 論
第1章 ロシア・ウクライナ戦争下における国際刑事法の諸相〔越智萌〕
第2章 国際人道法履行確保手段としての国内裁判〔新井京〕
◆第2部 戦争犯罪
第3章 戦争犯罪の保護法益〔松山沙織〕
第4章 戦争犯罪の主体〔久保田隆〕
第5章 戦争犯罪の指導者処罰と刑事責任の形態〔横濱和弥〕
第6章 戦争犯罪の捜査〔藤原広人〕
◆第3部 ウクライナにおける戦争犯罪裁判
第7章 戦況と国内手続きの特徴〔保井健呉〕
第8章 国内刑法における戦争犯罪の性質と戦闘員特権〔久保田隆〕
第9章 個人の刑事責任をめぐる諸問題〔横濱和弥〕
◆第4部 ウクライナ裁判所と国際的手続の関係
第10章 国際刑事裁判所における手続との関係〔尾﨑久仁子〕
第11章 ハイブリッド法廷の観点からの評価〔中澤祐香〕