子どもとあゆむ精神医学
¥ 3,300 税込
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育ちゆく子どものこころの発達・発達障害を多様な角度からわかりやすく丁寧に説く貴重な一冊。臨床に活きる「基本」がここにある。
[目次]
序 章 これまで語ってこなかったこと——最終講義から
第1部 精神発達・発達障害をどう考えるか
第1章 精神発達の基本構造
第2章 こころの発達と脳
──高次脳機能障害、発達障害、環境的発達不全を繋ぐもの
第3章 発達論的視点からみた自閉症スペクトラム
——フロイトの発達論に照らせば
第4章 自閉症スペクトラムにおける体験世界
第5章 発達障害における感覚と知覚
第6章 自閉症スペクトラムと想像力の問題
第7章 「学習のおくれ」をどう考えるか
第8章 一次障害と二次障害をどう考えるか
第9章 自閉症と統合失調症——カナーはどう考えたか
第10章 発達障害の500年
第11章 自閉症研究の「これまで」と「これから」
第2部 トラウマ・アタッチメントをどう考えるか
第12章 逆境がもたらすもの ——心的外傷・愛着障害・逆境体験
第13章 「アタッチメント」を考える
第14章 愛着障害をどう考えるか
第15章 こころの傷と心的外傷
第3部 子どものそだちをどう考えるか
第16章 子どもを育てる難しさと子育ての失調
第17章 「児童虐待防止法」のパラドックス
第18章 社会的養護と「家庭」
第19章 現代社会の臨床課題 ——キラキラネームから考える
第20章 現代の貧困を考える
第21章 いじめをどう捉え直すか
第22章 電子ゲームをどう考えるか
第23章 性非行と性化行動 ——〈性〉と〈愛〉を巡って
第24章 思春期の理解とそのケア ——発達理論の視点から
第25章 思春期への社会的支援
第26章 少子化からみる現代の青年期 ——少子化対策には何が必要か
第27章 おとなになるということ
終 章 自閉症をどう考えてきたかを振り返る ——あとがきに代えて