文化としての保護司制度
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保護司制度は130年以上の歴史を有し、犯罪者の立ち直りを助け、安全・安心な地域社会の実現を目指す更生保護制度の支柱として発展してきた。しかし、急激に変容する社会状況の影響を受ける中、これを未来につなげるために現状の見直しと変革の必要に迫られている。本書は、保護司制度について多角的・総合的に研究を進めている「保護司みらい研究所」における議論を紹介し、保護司の活動とその精神の本質に迫る。
[目次]
はじめに
序 論 保護司とは(押切久遠)
第Ⅰ部 「利他」と寄り添い
第1章 「利他」を紐解く(中島岳志)
第2章 こころのケアとは何か――寄り添いと世間知(東畑開人)
第3章 保護司制度の源流と意義を考える(山田憲児)
第Ⅱ部 応援のコミュニティを創る
第4章 地域共生社会の実現にむけて(原田正樹)
第5章 保護観察の国際動向と保護司制度(ローソン キャロル)
「国際更生保護ボランティアの日」宣言
おわりに