社会制度変容の力学
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現代の多くの社会制度は人や組織を直接統治するのではなく、各主体に自立を促す一方で、自分自身を管理させる間接的な統治スタイルとなっており、「自己統治・第三者認証型」統治システムと著者は名付ける。この原理が、現代社会の内部統制制度を中心とする、諸制度の根底に潜んでいることを、フーコーの権力論、ボードリヤールの記号論、パワーの「監査社会」論も援用しながら、明らかにしていく。
[目次]
序 章
第1部 現代的諸制度:問題の所在と分析のための視点
第1章 現代的な内部統制制度への転換 -わが国と米国との比較からー
第2章 会計研究方法論の多様性 (1980年代まで)
第3章 フーコー主義会計研究とその位置づけ
第2部 現代的な内部統制制度と一体化するリスクマネジメント
第4章 現代的な内部統制制度の論理と力学
第5章 現代的な内部統制制度とリスクマネジメント
第3部 現代的なリスクマネジメントとコーポレートガバナンス
第6章 現代的なリスクマネジメントの記号論
第7章 現代的なコーポレートガバナンスへの転換
終 章