原発と民主主義
¥ 2,750 税込
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「緩慢なる被災」が続くフクシマでは、原発事故による放射能汚染と「国策」による棄民政策によって民主主義が蹂躙され、地域コミュニティが解体されようとしている。本書では、関係者10人のインタビューからその現状と未来への萌芽を明らかにする。
[目次]
序
1 原発と地方自治/インタビュー 村上達也氏(元東海村村長)
2 原発廃絶の闘い/インタビュー 小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教)
3 絶望と冷静な怒り/インタビュー 武藤類子氏(原発事故被害者団体連絡会共同代表)
4 福島、メディア、民主主義
インタビュー 鎌仲ひとみ氏(ドキュメンタリー映画監督)
5 強制帰還政策の行方 中央と地方行政の狭間で
インタビュー 鈴木祐一氏(元浪江町役場職員)
6 住民なき復興/インタビュー 長谷川健一氏(元酪農家)
7 「町残し」というジレンマ/インタビュー 馬場有氏(元浪江町町長)
8 帰る場所を求めて/インタビュー 小林友子氏(旅館「双葉屋旅館」女将)
9 科学者と市民社会/インタビュー 崎山比早子氏(元放射線医学総合研究所主任研究官)
10 未来へ向けて記憶を紡ぐ/インタビュー 里見喜生氏(旅館「古滝屋」16代当主)