当事者主権〔増補新版〕
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初版刊行から二〇年余。当事者主権という概念は本書をもって普及・定着した。障害者、女性、高齢者、子ども、性的少数者など社会的弱者が声をあげて社会をつくりかえてきた感動の軌跡。その後の変化を紹介し、増補新版として刊行。自立の意味を転換し、専門性を問い直し、社会を組みかえる。
［目次］
序章 当事者宣言
１章 当事者運動の達成してきたもの
２章 介護保険と支援費制度
３章 当事者ニーズ中心の社会サービス
４章 当事者たちがつながるとき
５章 当事者は誰に支援を求めるか
６章 当事者が地域を変える
７章 当事者の専門性と資格
８章 当事者学のススメ
９章 (増補)二〇〇三年以降の障害者運動と新たな法制度
10章 (増補)全国に展開する自立生活運動、そして世界へ
11章 (増補)介護保険以後の高齢者福祉
12章 (増補)介護保険の達成と危機
13章 (増補)#MeToo以後の女性運動
14章 (増補)当事者研究の新展開
おわりに 自己消滅系のシステム
おわりに(増補)