国際人権法の動態
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激動の世界における人権規範の実相・実施を分析し、有機的・統合的な人権秩序形成への学問的到達点を示す。国際人権法学会創立30周年記念企画「新国際人権法講座」全7巻。第6巻は国際人権法の現状を支えるアクターを内側と外側の視点を往還させながら論じ、現実世界と切り結ぶ国際人権法の現姿・脅威を具体的・動態的に浮かび上がらせ、多角的に分析・考究する。
[目次]
Ⅰ アクターの諸相
1 議会と国際人権〔大西祥世〕
2 外交における人権〔古川浩司〕
3 ビジネスと人権〔菅原絵美〕
4 実務法曹の貢献〔武村二三夫〕
Ⅱ 脅威との対峙
5 「自国第一主義」の広がり,自由主義の動揺〔楠田弘子〕
6 国際的保護を必要とする人の大規模な移動に対する国際社会とEUの対応〔中坂恵美子〕
7 災害と国際人権法〔徳永恵美香〕
8 気候変動による人権侵害をめぐる因果関係の問題状況
―判断枠組みの複雑性の要因分析〔阿部紀恵〕
9 国際人権法から見たテロリズムの規制〔熊谷 卓