帝政期ローマの法学者

帝政期ローマの法学者

¥ 5,500 税込

商品コード
1882101
著者
-
出版社
-
ISBN
-
発行日
2024/10/31

関連カテゴリ

実店舗在庫

読込中...

ご注文数 
e-hon e-honで購入 
※外部サイトへ移動します。
※リンク先での商品購入について、弊社でのクレジット決済は出来ません。

古代ローマ時代、法学者は法の重要な担い手だった。「法の民族」として精緻な法制度を作り上げ、近代法の形成にも多大な影響を与えた。本書では、ローマ法学が最も隆盛を迎えた帝政期において、その時代を代表する法学者の一人であるケルススに焦点をあてる。ケルススは「法は善および衡平の術である」をはじめとする法格言を残し、ローマ皇帝の顧問会メンバーとして施策を支えた。それらの法格言を多角的に分析し、ケルススと同時代の法学者であるユリアヌスの法学と比較し、帝政期ローマの法学者像を導き出す。法文を読み解くことで古代ローマ社会の実態にふれられる法制史。

[目次]
序 論
第1章 帝政前期ローマの法学者を取り巻く状況
第2章 公職者としてのケルススの活動
第3章 ケルススが残した法格言(1)――「法は善および衡平の術である」
第4章 ケルススが残した法格言(2)――アクィリウス法の解釈を中心として
第5章 ケルススの遺贈解釈――家財道具supellexの遺贈を中心に
第6章 ユリアヌスの法解釈
結 論