「原爆裁判」を現代に活かす
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1955年、広島、長崎の被爆者5名が提訴した「原爆裁判」を原資料の基づき丁寧に解説。裁判を今に生かし核兵器廃絶への道を示す。
[目次]
一 原爆裁判」を現代に生かす!!――核兵器も戦争もない世界を創るために
Ⅰ 「原爆裁判」とは!?
Ⅱ 被爆者援護制度の変化
Ⅲ 「核兵器なき世界」への影響
Ⅳ 憲法9条の背景にある事情
Ⅴ 非核と戦争廃絶を求める動き
Ⅵ 日本国憲法9条の源流
Ⅶ 何をなすべきか
二 補論
1 政府の核兵器容認姿勢の転換を――憲法9条は「核の時代」の申し子
2 アンジー・ゼルダーという女性
――トライデント搭載潜水艦関連施設を「非武器化」した人たち
3 米国の広島・長崎への核兵器投下の法的責任を問う
――「原爆国際民衆法廷」の準備のための「第2次国際討論会」に参加して
4 韓国人被爆者の立場から見る広島・長崎への原爆投下の歴史的意味
――日本の反核法律家からのコメント
5 平和、武力反対、自主、気候重視――台湾の学者たちの反戦声明
6 インドネシアの1週間
三 資料