戦時下の政治家は国民に何を語ったか
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初の普通選挙、太平洋戦争、そして終戦。時の首相は、壇上から何を訴えたのか――
昭和の幕開けから戦時体制へ、歴史が最悪のシナリオに向かう過程で、時の首相は、各党の指導者は、国民に何をどのように語ったのか。1928年に初の普通選挙に臨む田中義一から、1945年の終戦時に内閣を率いた鈴木貫太郎まで。昭和史研究の泰斗・保阪正康が、NHKに残された戦前・戦中の政治家24人の演説の肉声を活字にして、その一つ一つに解説を付しながら、太平洋戦争までの実態を明らかにする、類を見ない一冊!
[目次]
第一章 初の普通選挙に臨む
第二章 満洲事変勃発
第三章 国際連盟脱退から日中戦争へ
第四章 第二次世界大戦始まる
第五章 太平洋戦争、そして終戦