ジェノサイドを考える
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2023年12月29日にガザの事態に関連して南アフリカ政府がイスラエルをジェノサイド条約違反の疑いで国際司法裁判所(ICJ)に提訴し、ICJは2024年1月26日に「ジェノサイド防止」を求める暫定(仮保全)措置命令を出した。「犯罪の中の犯罪」とも言われるジェノサイド、改めて考えてみたい。(本書「はじめに」)
[目次]
1.私たちの目の前で進行するジェノサイド:ガザとウクライナ
2.ホロコーストを念頭に「ジェノサイド」を造語し、ジェノサイド条約採択に貢献したレムキン弁護士は、なぜ「忘れられ、貧困のなかで死んだ」のか?
3.枢軸国のジェノサイドを裁くための法的手続きの開始日(憲章調印)の直前直後に連合国のジェノサイドが強行された
4.ニュルンベルク裁判の「人道に対する罪」から「ジェノサイドの罪」へ
5.東京裁判判決の翌月にジェノサイド条約が成立
6.日本はジェノサイド条約を批准せず
ほか15の論点