一票の平等の政治経済学
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「一票の価値の不平等が経済効率性を歪めている」という考えの下、すべて国民を個人として尊重し各個人の投票価値の平等を追求する。
一国全体の生産を最大化させるためには限界生産力は均等されていなければならず、限界生産力に差を生むような状況は非効率である。効率性を増し厚生水準の向上を達成するためにも一票の平等の確立が必要不可欠であり、人と人との平等が効率性を生むのである。本書は「一票の平等」を「各個人の投票価値の平等」の問題として追求する。
[目次]
0.はじめに
1.人口比例
2.最大剰余方式
3.除数方式
4.州と州の差の最小化
5.人口の多い州,人口の少ない州の間の平等
6.不平等を測り最小化する
7.人と人との平等~個人還元主義の貫徹
8.一票の平等の追求~参議院
9.定数配分の基準~総人口,当日有権者数,そして“日本国民の人口”
10.経済学者の視点から
11.結 語
各国勢調査直後の定数配分とシミュレーション