行政裁量と衡量原則〔増補第2版〕
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◆憲法も含めた公法体系から吟味した行政裁量の位置づけ、その所在に係わる議論に着目し、その没体系性を問う―好評書が増補版でさらに充実◆
行政決定における判断要素の選択と判断過程の合理性欠如。その裁量統制手法を軸に、行政裁量論と衡量論を凝視。憲法も含めた公法体系から吟味した行政裁量の位置づけ、その所在に係わる議論に着目し、その没体系性を問う。増補補訂で、再考への更なる一石を投ずる渾身の書。
[目次]
・増補第2版発行によせて
第1編 行 政 裁 量
序 章 は じ め に
第1章 ドイツ裁量論の歴史的な展開
第2章 基本法の下での裁量論の転換
第3章 行政裁量の態様
第4章 判断余地の理論
第5章 規範的授権論
補章(裁量論における合目的性の地位と行政留保)
第2編◆ 衡 量 原 則
第1章 議論の前提
第2章 連邦行政裁判所の判例による衡量原則
第3章 決定方式としての衡量の構造
第4章 法律規範と衡量の関係
第5章 衡量の過程と結果の概念
第6章 建設法典改正法における衡量原則の取扱い
補章 衡量の統制
結論と展望(日本法への提言も含めて)