労働者派遣法の展開と法理
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労働者派遣法は、1985年の制定以来、数々の改正を経て現在にいたっている。とくに2015年改正では、違法派遣先に対する労働契約申込みみなし制が規定され、この運用に関する訴訟が多く提起され、裁判所の判断が出されてきた。このような状況の中であるべき労働者派遣法の姿を提示する。
[目次]
第1章 労使関係の基本的あり方と労働者派遣
非正規労働者の類型と派遣労働者/三者間労務提供関係の基礎/派遣と「常用代替防止」論
第2章 派遣法に関わる基礎概念の意義
労働者供給の法的構造について/労働者派遣の構造と違法派遣
第3章 派遣法運用上の諸問題
2015年改正の概要と要点/派遣法40条の6をめぐる諸問題
第4章 判例評釈
二重の偽装請負と労働契約申込みみなし/派遣法40条の7と「採用その他の適切な措置」の意義