大学が壊す若者の未来
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関西の名門大学・龍谷大学で、「ゼミ」受講を希望しながら落とされる学生が大量発生。同大の李洙任教授はその「未ゼミ問題」を「学生の学ぶ権利の侵害だ」とし、何と勤務先と裁判闘争に入る。そしてそこから見えてきたものは、差別、パワハラ、無責任体質満載の、あきれた大学の実態だった――。
少子高齢化で苦境に立つ大学の現場を鋭くえぐる、龍谷大教員の勇気ある告発の書!また、日本を代表する仏教系大学・龍谷大学において、経営の実権を握る浄土真宗本願寺派のあまりにもな無為無策ぶりをも厳しく指摘する内容。いま、大学が学生をあまりにもないがしろにしている実態を、これ以上許してはならない!
[目次]
第1章 龍谷大学「未ゼミ生」問題
「ゼミの意義」をうたっておきながら/問題は財政ではない/学生たちの英断と署名活動/問題を悪化させた「主役」と取り巻き/京都弁護士会の「不処置」決定/妨害の手練手管/自分が原告となり裁判へ/裁判闘争で挙げた「成果」
第2章 龍谷大学に潜む差別意識
時代遅れな教養科目差別/在日コリアン・李洙任の歩み/さまざまなハラスメント事案/外国人差別に抗して/問題は大学全体にある
第3章 龍谷大学と浄土真宗本願寺派
浄土真宗の宗門校/大学理事長=本願寺派総長/石上智康理事長の責任/「ボンさん」は「事なかれ主義者」なのか
第4章 龍谷大学のこれから
相次ぐ大学の不祥事/大学の自治とはなにか