ブリッジブック刑法の考え方〔第4版〕
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ブリッジブック・シリーズは、本格的教科書を読むための初学者向け導入教材として企図されている。①学習の幹づくりに徹した項目の選定、②思考の過程を丁寧に見せる叙述、③興味喚起から専門基礎までカバー、をその特長とする。この『刑法の考え方』第4版では、拘禁刑、刑の一部執行猶予の導入や、性刑法関連の改正動向をフォローするとともに、経済犯罪関連の叙述を刷新する。
[目次]
・第3版はしがき
◇第1部 刑法の基本理念◇
◆第1講義 ルール・ネットワークの中の刑法―さまざまなルールと刑法との関係
◆第2講義 刑罰を科すことの根拠を考える―犯罪・刑罰と学派の争い
◆第3講義 日本の刑法はどこからきたのか―刑法典の由来
◆第4講義 刑法だけでは処罰できない―刑事実体法と刑事手続法
◆第5講義 刑法の中の民主主義・自由主義―罪刑法定主義の意義
◇第2部 刑法総論の考え方◇
◆第6講義 「刑罰」確定までには多くのハードルがある―刑法総論の意味
◆第7講義 まずは「型」よりはじめよ―構成要件該当性
◆第8講義 “わざと”と“うっかり”―故意・過失
◆第9講義 人を殺しても,「正しい」場合がある―違法性阻却事由
◆第10講義 ある特定の人を本当に非難できるか―有責性
◆第11講義 未完成犯罪―未遂
◆第12講義 犯罪にかかわった複数の人をどう扱うか―共犯
◆第13講義 刑罰の種類は限定されている―刑罰の種類
◆第14講義 犯罪の「算数」の仕方―罪数と量刑
◆第15講義 刑法の効果が及ぶ5W1H―刑法の適用範囲
◇第3部 犯罪のカタログ◇
◆第16講義 今日本で犯罪とされていること―刑法各論の意味
◆第17講義 何を犯罪とすべきなのだろう―犯罪カタログの相対性
◆第18講義 揺れる倫理と刑法―現代の犯罪と刑罰(その1)
◆第19講義 経済活動の落とし穴―現代の犯罪と刑罰(その2)
◇第4部 刑法の解釈◇
◆第20講義 刑法の解釈って何だろう?―本書のまとめと次へのステップ
・次のステップのための文献
・事項索引